タイムマシン
2019年12月23日
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
子供と話すのが日々の何よりの楽しみです。
物事に対する真っ直ぐな気持ちに共感したり、気づきをもらったりすることが、その楽しみのひとつです。
また、心の成長を感じる事ができる事も、その楽しみのひとつかもしれません。
先日はタイムマシンについて話していました。将来、タイムマシンを作ってみたいそうです。そんな夢のある話をニコニコと楽しく聞いていました。
そういえば、タイムマシン経営ということをソフトバンクの孫さんが話していたことを思い出しました。
これは主にアメリカの最先端事例を日本にすぐに持ってくれば、タイムマシンで未来からサービスを持ってきたかのように事業を成功させることができるという考え方です。
ネットで瞬時に情報が行き渡る世界。以前よりも効果は落ちているように思いますが、確かに今もこの考え方が通用する分野は多くあるのでしょう。
特に言語の違いや価格差に目をつければ、日本という文化の中で成功する事はできるのかもしれません。
むしろ、これからの日本は人口が減少していきますから、タイムマシン経営も成功の可能性が上がるかもしれません。
と言うのも、世界の動きを日本語に翻訳する人も減るので、今まで以上に、英語、これからは中国語の原語にあたらないと、情報が取れなくなる、と思うからです。
翻訳に関しては、テクノロジーの発達によって障害は無くなっていくかもしれませんが、そうするとやはり、日本にどんな海外のサービスを輸入するか、という「目利き」の力が問われるのでしょうか。
こうして海外をお手本にして発展してきた日本のビジネスですが、新しいサービスがあるにも関わらず、なんとなくスピード感が足りない状況を見ていると、規制の存在が大きいのかな、と思うことがあります。
変化の速い時代において、経営はその変化により機敏に対応していかないと生き残れません。その点、政治はどうなのでしょうか。私たちの創造力は、チャレンジする気持ちはどうなのでしょうか。
日本の皆がワンチームになって、この先のより輝かしい日本を創造し、タイムマシンで訪れたような驚くほどの新しい、子供がワクワクするような素敵な未来を作り上げていきたい、そう思います。
今年も、気づけばもうすぐ年越しですね。
本年もありがとうございました。
そして来年もよろしくお願いいたします。
来年が皆様にとって、益々発展すると年になりますように。