どこでもドア
2019年06月17日
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
ドラえもんの未来の道具の一つに、どこでもドアがあります。
そのドアを開くと、行きたいところに行けてしまう、というすごく便利なドアです。
子供達とドラえもんの道具について話をしていて、一番欲しい道具は何?という話題で1位になった訳ですが、2番はタケコプターでした。
そのどこでもドアは今はもちろん空想上の道具です。でも、子供は真剣にそのドアを作るにはどうしたら良いのか、将来作りたい!という話になりました。
ここで、私たちはどう答えたら良いか。今の常識で「それは無理だよ」とも言えますし、未来の事は誰もわからないことを前提に「やってごらん!考えてごらん!」と促すこともできます。
前者はいかにも大人の対応ですが、夢がない。後者は夢はあるけど無責任。
ちなみに、私は後者の答えにしました。未来の事は誰にもわからない、という前提です。自分次第でどうにでもできる、ということが大切だと思うからです。
でも、夢だけで終わらせるのはもったいない。次は夢を叶えるにはどうすれば良いかを考えなければなりません。つまり夢を叶えるための目標を設定することでしょうか。
いずれにしても、彼らには楽しく、便利で、美しい未来を作ってもらいたい。そんな素敵な未来をデザインしてほしい。
それにしても、ドラえもんの未来の道具を考えた藤子不二雄さんたちは、すごいと思います。未来の道具を考える創造性はもちろんですが、話の中で、大抵は使い方を誤った道具が問題を引き起こしてしまう、という展開で私たちに注意を促しているように思います。
便利な世の中になればなるほど、道具の使い方に注意しないとなあ、と思います。