サイバーセキュリティ対策(3)
2018年11月29日
株式会社ハッピーコンビの中村です。
2020年東京が狙われている?
東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、2016年に開催されたリオオリンピックでは、テロと同様にサイバー攻撃が大きなリスクとして懸念され、2,300万件のアタックをブロックしたと報告されており、オリンピックの中核施設に隣接した変電所を運営する電力会社が期間中に受けた攻撃は1,300万件に達したそうで、東京2020大会でも同様なサイバー攻撃が予想されています。
狙われるのは中小企業
サイバー攻撃の標的は政府・自治体や重要インフラだけではなく、こうした大規模な攻撃には、数十万台の端末から一斉攻撃をかける手口があり、それに使用される端末は攻撃者に乗っ取られた端末といわれています。そして、比較的セキュリティの甘い中小企業の端末が狙われているとあります。最近では、大企業の防御が厳重なため、防御が甘い取引先の中小企業を狙って、そこから大企業のシステム内部へ侵入するケースも増えていると報告されています。