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新年度の補助金について

2024年04月22日

株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。

2024年度も中小企業支援策としての補助金制度はこれまでと同じレパートリーになりました。
中小企業生産性革命推進事業としての、小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金、IT補助金、事業承継補助金、そして事業再構築補助金、中小企業省力化投資補助金です。
中小企業省力化投資補助金は、人手不足解消に使えるロボットなど購入に使えます。これは基本的に登録された製品カタログから選んで申請することになりますが、IT補助金のようなイメージで活用できます。

近年は人手不足や円安などの社会的な構造変化、働き方改革への対応や被保険者の適用拡大、賃上げやインボイス制度導入などのさまざな制度変更が続いています。こうした変化に対応するためには、より利益を生み出しやすい体質に変化、成長していく必要があります。つまり生産性を高めることが求められています。補助金は、生産性を高める経営施策に対して、お金の面からサポートしてくれる公的な制度です。

ちなみに、生産性は一般的に付加価値(粗利益)を投入資源(コスト)で割ることで算出します。この式からもわかるように、単純には付加価値を高めるか、投入資源を減らすことが生産性を高めることにつながります。付加価値を高めるには、商品やサービスの価値を高めて儲けを増やしたり、たくさん売れるようにする必要があります。また、投入資源を減らすには、例えば一つ一つの仕事の時間スピードを高めることで、仕事がはかどるように工夫します。空いた時間で別の仕事ができれば、時間を有効活用できるようになります。

生産性を高めるためには、やはりIT活用が最優先の課題だと考えられます。中小企業や小規模企業では、新たな投資をしてこなかった場合に、昔ながらの非効率な仕組みが残っていることが良くあります。長年の経営活動を続けているうちに、気づいたら時代遅れのやり方になっていた、という場合がほとんどだと思います。その場合には概して生産性も低くなっています。まずはIT化するにはどんな道具やツールがあるのだろうか、というような視点で今の作業工程全体を点検してはいかがでしょうか。そして、もし必要な道具やツールがあるのであれば、補助金で賄えないだろうか、と考えてみると良いと思います。

もちろんITツールなど以外にも、何か新たな事業展開や販路開拓で必要になる購入品やサービスがあれば、補助金が使えないか確認してみることをお勧めします。
補助金制度は知っている人、行動する人が得をする世界です。ご興味があれば、弊社、もしくはお近くの商工会議所や商工会にご相談してみてはいかがでしょうか。

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