意思決定においては意見の対立がなければならない。
2018年09月06日
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
皆さんは仕事で議論をしていますか?
議論というと、喧嘩、と考えている人がいますが、相手を打ち負かすことが目的ではありません。それは討論です。
様々な意見があることを知り、それを取り入れながら、より良い結果を導くものが議論であり、日々行われるべきものだと思います。
そんなわけで、今回もドラッカーさんの言葉をご紹介します。
「意思決定においては意見の対立がなければならない。」という言葉です。
マネジメント上の意思決定は、全会一致によって行なえるようなも のではない。
対立する見解が衝突し、異なる視点が対話し、
いくつかの判断からの選択があって、はじめて行なうことができる 。
意思決定の原則とは、意見の対立がないときには決定を行なわない ことである。
GMのスローンは、「では全員の意見が一致していると考えてよい か」と聞き、異論が出ないときには、
「では、意見の対立を生み出し、問題の意味について理解を深める ための時聞が必要と思われるので、
次回また検討することにしたい」といった。
意見の対立を促すのには三つの理由がある。
第一に、組織の囚人になることを防ぐことである。
必ず誰かが何かを求めている。
第二に、代案を手にすることである。
いかに熟慮しようとも、代案なしでは決定は賭けに終わる。
第三に、想像力を引き出すことである。