半切れのパンでもないよりはまし
2018年08月06日
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
今回はドラッカーさんの言葉シリーズ「半切れのパンでもないよりはまし。」です。
何が受け入れられやすいかでなく、何が正しいかからスタートしなければならない。誰が正しいかなどは論外である。
そもそも何が正しいかを知らなければ、正しい妥協と間違った妥協の区別がつかない。
妥協には二種類ある。
一つは古い諺の「半切れのパンでも、ないよりはまし」であり、
もう一つはソロモン王の裁きの「半分の赤ん坊は奪われるよりも悪い」である。
前者では、半分は目的を満足させる。
パンの目的は食用であり、手にした半切れのパンは食用となる。
だが後者では、半分は目的を満足させない。
それは命あるものとしての子供の半分ではない。
死骸の半分にすぎない。