腐った強い者ほど組織を腐らせる者はいない
2018年07月20日
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
ドラッカーさんの言葉シリーズ、今回は「腐った強い者ほど組織を腐らせる者はいない」です。
最近のニュースを見ていると、この言葉にどしっとした重みを感じます。
以下、お言葉です。
人事に秀でた者は、人事考課を工夫する。期待すべき貢献を考え、 実際の貢献と比較する。
人事考課のための四つの問いを投げかける。
第一によくやった仕事は何か、したがって
第二によくできそうな仕事は何か、
第三に強みを十二分に発揮させるには何を身につけさせなければな らないか、
第四にその下でわが子を働かせたいかである。
この人事考課は厳しく人を見る。強みに焦点を合わせる。
弱みは、強みを発揮し成果をあげるうえでの制約としてのみ捉える 。
強みに直接関係のない考課項目は第四のものだけである。優秀な若者は強い上司をまねたがる。
したがって、腐った強い者ほど組織を腐らせる者はいない。これは、それだけで人を失格にする唯一の弱みである。