イミテーション・ゲーム
2018年04月22日
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
いつもよりもかなり早く目が覚めたので、久しぶりにネットで映画を観ることにしました。なんとなく気になった「イミテーション・ゲーム」に決定し、ぼんやりと観始めると、ぐいぐいと内容に惹かれていきます。
舞台は第2次世界大戦開戦中のイギリス。ドイツの攻勢が強まる中、暗号「エニグマ」の解読に挑戦する天才数学者、アラン・チューリングのお話です。
イギリス政府が50年以上も秘密にしてきたという事実に基づくのですが、様々な切り口から考えさせられます。
以下、若干のネタバレがありますので、映画をまだ観ていない方は読まない方が良いかもしれません。
こうしたノンフィクションの天才の話というのは、映画を観ている側からすると、天才の言うことを信じた方が良い結果になることを知っているので素直に応援できるのですが、当時関わった普通の方々からすると、なのとも非常識なことを理解しなくてはならないため、天才も、周りの方々も大変だったろうなあ、と思います。
こういう状況は今も、数学の天才の話でなくとも、私の周りにも見ることができます。例えば経営者の経営判断などもその一つではないでしょうか。
分析やらをいくらしたところで、結果はやってみなくてはわかりません。事前にいくら勝算があっても失敗することがありますし、周りが全員反対しても、大成功することを見てきました。
でも、1人の天才の仕事の成功には、多くの方々の協力があってのことだということも思い知らされます。そして諦めずに続ける力。なんとも感慨深い内容でしたが、その後の余韻も、しばらく楽しむことができました。