ヒカキンさんと未来の仕事
2018年03月26日
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
マインクラフトというゲームがあります。子供にせがまれ購入した時は、どんなジャンルのゲームか、何が目的なのか、わからなかったことを思い出します。
買った当時は子供だけでは進められないため、説明書を見ながら手取り足取り操作を教えました。
その後一人で遊べるようになり、ゲームの中で何かを新しく作ると、見て見て!とその都度呼ばれては感動を共にしてきました。
あれから数年。今やスクラッチという簡単なプログラムソフトを使って好きなようにゲームの世界を操ったり、あまりに壮大な建造物も作るようになっていました。
驚くのは、いつの間にかキーボードをまがいなりにも使いこなせていたり、特殊なコマンドでゲームをコントロールしていることです。
どこでこんなスキルを身につけたの、と聞くと、主に友達や雑誌、そしてYouTubeで有名なヒカキンさんからの情報だということ。
子供はヒカキンさんの大ファンで、呼び捨てにすると怒るので、我が家ではヒカキンさん、とさん付けで呼ぶことになっています。
彼の子供への影響力は凄まじく、紹介するゲームはもちろん、紹介する商品や言葉、仕草まで、子供のあらゆる興味を引きつけています。そして、将来の夢はユーチューバー。凄い、しか言いようがありません。
そんなヒカキンさんがNHKの番組で特集される、というので子供と一緒に観ました。
そこで知った彼の仕事にかける情熱、視聴者への心遣い、ユーチューバーとしてトップランナーを走る重圧、そんな人となりを知り、私もファンになりました。
その番組では他にプロゲーマーなども紹介していました。様々な苦労はあるのでしょうが、こうした新しいエンターテイメントを仕事にできる若い人を少し羨ましく思いました。
数ヶ月前、ビットコインのマイニングをする会社の創業に関わったのですが、最初はちんぷんかんぷん。今もコインの生まれる仕組みはよく分かっていませんが、当事者のやる気は凄かったです。こうした新しい事業分野にはチャンスが溢れているのでしょう。
AIが発達して、なくなる仕事が注目を集めて不安を呼ぶ一方で、こうした新しい仕事が次々に生まれれば、未来はとても楽しみなものになるのだと思います。あとはチャレンジする勇気が問われます。
子供が大人になった時には、果たしてどんな仕事につくのでしょうか。マインクラフトを楽しむ子供を見ながら、明るい未来を思い描いてみました。