ラ・ラ・ランドの自己実現と別れ
2021年09月30日
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
「ラ・ラ・ランド」という映画があります。
日本では2017年に公開されたミュージカル映画です。
俳優志望の女性とピアニストの男性の恋愛を描いています。
題名の「la-la land」は、映画の舞台となったハリウッドやロサンゼルスを指す言葉のようです。
映画配信サービスを使えば、思い立った時に観ることができるのがなんとも嬉しいところ。
もう何回も観ているのですが、先日も早朝になぜかこの映画が観たくなりました。
以降ネタバレも含みます。
映画では歌やダンスがたっぷり出てきます。
それも楽しいのですが、夢を叶えるという自己実現も描かれます。
恋愛映画としては、二人は別れてそれぞれの道を歩むことになる切ないストーリーです。
でも、自己実現という視点では、お互いに夢を叶えてハッピーエンド、と見ることもできます。
お互いが不遇の時に共に過ごした時間。
その時間に得たお互いのアイデアや行動が助けとなり、成功に導かれる。
それは美しいサクセスストーリーです。
最後にお互いが微笑み合うところは、互いの成功をたたえる感じがします。
物語の締めとなる美しい場面だと思います。でも、やっぱり別れは切ない。
別れと言えば、実際の事業にも別れがつきまといます。
共同経営者との別れ、従業員との別れ、出資者との別れ、取引先との別れ、お客様との別れ、など。
共に成功を夢見た仲間や協力者が去ることは悲しく切ない出来事です。
それでも事業は、会社は続きます。
経営者が夢を追う限り、人がその事業を求める限り。
サヨナラだけが人生だ、といった井伏鱒二さん。
サヨナラだけが人生ならば、といった寺山修司さん。
別れにはいろいろな意味で感情を高ぶらせ、試練を感じさせます。
でも、そうやって人は強く深くなっていくのかもしれません。
別れた後もいつかまた、お互いの夢を叶えて笑って会えるような、映画のような再開ができれば素敵ですね。