弊社の社長の右腕育成™について
2021年11月30日
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
最近、以前よりも「社長の右腕」の記事や話題を見かけることが多くなってきました。
そんな記事を拝見すると、社長の右腕を採用する、とか、社長の右腕として専門家やビジネスのプロが活躍する、というような内容が多いようです。
弊社の社長の右腕育成™の特徴は、会社に今いる従業員を社長の右腕として活躍できるように育成する、ことです。
ですので、社長の右腕がいないので新たに採用する、というよりは、社長の既に近くにいる方を右腕として活躍できるようにする、というのが主な目的です。
これまで社長の右腕育成™という仕事では、50社を超える会社と試行錯誤しながら、成果を残してきました。
近年は会社の事業承継を目的として、後継者候補の育成をお願いされる場面が増えています。
その多くは、既に後継者がいるという恵まれた環境にある方々です。
会社は黒字でも、後継者がいなくて廃業する、という会社もあることを思うと、次世代を担う方がいることがどんなに心強いことか、とお察しします。
それでも、事業をつないでいくことは、新たに事業を立ち上げることとは異なる難しさがあります。
事業を繋ぐことは人が繋がること。人が繋がるには、目に見えない様々なハードルを理解して乗り越えて行く必要があります。寛容さだけではなく、ビジネスの厳しさも理解しながら、より明るい未来を共有することが必要です。
そう考えると、今回のコロナ禍というのも、会社の未来を見据えるための大きな試練であると共に、後継者の資質が試される場であるのかもしれません。コロナ禍という嵐が去るのをじっと待つのか、それとも嵐に立ち向かい新たな成長に挑戦するのか。
実際に、コロナ禍で厳しい状況に追い込まれる会社がある一方で、過去最高益を達成する会社もあります。こうした環境の変化によって、業績は経営者の思惑を超えて大きく動くこともあるのでしょう。でも、それをこれからどう生かすか、そんなアフターコロナの振る舞いこそ、経営者の腕が試されるのではないでしょうか。
世界でも希有な長寿企業が多い日本の、会社がこれからも続いていくために、少しでもお役に立ちたいと思っています。