ネット社会とマーケティング
2017年11月17日
こんにちは。株式会社ハッピーコンビの中村です。
高校野球部のボールやバットが盗まれ、フリマアプリで販売される事件が発覚しました。
運営会社は、出品者確認を強化するなど、安心なフリマ環境作りに取り組むとしていますが、サービス開始当初から盗品の転売を予見できたのでは?と疑問を抱いてしまいます。
サイトを常時監視して怪しい商品をはじくチェックをしていたと言いますが、それが行き届かず、簡単に転売できる仕組みとして犯罪に利用されたことは残念に思います。
フリマアプリなど、他社のキャッチアップが危惧される場合のマーケティングは、いかに短期間で自社サービスを認知してもらうかで勝負が決まります。
そのため、大量にテレビCMを打ち、若者に人気のカリスマや時の人を起用するなどにより、話題性を高めて、一気にユーザーを獲得するという手法が一般的といえるでしょう。
CMに莫大なコストをかける一方で、安全安心なシステム構築というサービスの根幹が二の次になってはいないか、見た目の派手さや話題性に惑わされていないか、等々。。。
利用する前にしっかり判断できる目を養わないといけないのではないでしょうか。